痛みと快楽の面白い心理的仕組みについて

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こんにちは!

マインドタイプ心理学の望月です。

本日は、
『痛みと快楽の面白い心理的仕組みについて』
というテーマでお送りしていきます。

——————————-
●避けるもの避けないもの
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基本的に人の心理は、
・痛みを避ける
・快楽を増大させる
という方向で心が動きます。

怖い、辛い、身体的な痛みを含め、
心が痛みを感じるものは、なるべく避けたいです。

一方で、嬉しい、楽しい、満足という快感を
得たいという方向に向かいます。

これが人として当たり前の自然な行動になります。

ですから、『痛みを我慢しろ』というのは不自然だし、
『快感に走る様な欲を抑えろ』というのも不自然なことになります。

欲が悪だと否定するのは、仏教的(宗教的)な教えが
刷り込まれているところはありますが、

欲を否定するほど、逆に意識してしまうので
よっぽど欲に囚われるということにもなります。

まーそんな修行をしたいのならいいのですが、
普通に暮らせば、お腹が減れば食欲が常に沸き起こるという様に、
欲はいっぱい出て来ますから、否定するのは無理です。

むしろ、欲を含めた心を理解していくことが
必要
だと感じます。

欲を悪だというのは、一時的な快楽に対して
過度に溺れ、身を崩すということがあるからですね。

この痛みを避け、快楽の増大に向かうのは
とても生物的ですが、
反面、人は高度な魂的な生き方も望みます。

その時に発動するのが、
『痛みを快楽に変える仕組み』です。

通常は、痛みは避けたいし、すぐに手に入る快楽を求めたいのですが、

痛みの先の爽快を求めるのも人間的な心の仕組みです。

例えば、山登り、ランニング、サウナなどは
身近な例ではないでしょうか。

大変な思いの先の爽快感が分かると思いますし、
逆に、山を登って何が楽しいのか分からない人も多くいますね。

僕は、ここにはライフワークに繋がるその人らしさが
紐付いている様に感じます。

はたから見て、『やたら大変そうなことに取り組んでいる』ということが
ライフワークにはあります。

痛みが成長のためには当然のこととしてあることを
無意識レベルで感じているのですね。

このように、無意識に痛みに取り組めている状態ですが、
山登りが好きな人が、登山途中を嫌だ嫌だとは思っていない様に、
自然とその過程も楽しめていることには、
その人のライフワークに繋がる源泉があると感じます。

生物的には、痛みを避け、快楽を増大させることが自然ですが、

人間的には、楽しみながら痛みを乗り越える喜びを
自然に欲しますね。

そいう意味では、バンジージャンプやジェットコースターなど
アトラクション的なものはお手軽にそれを体験できるものですね。

この辺りもとても面白い、心理の仕組みだと感じます。
(^^)/

本日は、『痛みと快楽の面白い心理的仕組みについて』
ということでお送りしました。

痛みを避ける、快楽を増大させる
=嫌な事は嫌です、楽しいことをやりたいです。

が、普通であり、

更に自分が本当に楽しいことには、
苦痛をも楽しめる心が芽生えている
ということですね。

なかなかライフワークに繋がる心理は奥深いです!
(^^)

“精神とは、みずからの生命に切りこむ生命である。”
(ニーチェ:哲学者)

本日もお読みいただきありがとうございました。

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