こんにちは！

マインドタイプの望月です。

本日は
『復讐の世界からの進化心理学』
というテーマでお送りします。

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●生存競争
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生物の世界は生存競争と共生の世界です。

自然環境全体から見れば、
共に暮らすように生態系が作られていますが、

一固体的に見れば、生きて子孫を残すための
競争をしているように見えますね。

ただ、人間の心のような復讐という心理は
無いように思います。

生物の世界で、その現場での報復行動というのは
普通に起こります。

例えば、水牛の子供がライオンに襲われる時、
親水牛は果敢にライオンに報復行動をとります。

母が子を守るために行動する時、
もしかしたら共倒れになる可能性があります。

合理的な生存だけを考えるのなら、
親は逃げる方が確実に生存へ繋がりますが、
そうはしません。

これは、生態学的に見れば、
子供を残して逃げると、ずっと襲われ続けるし
子供も育たないので絶滅に向かうのに対して、

報復行動を取るのは、相手への牽制も兼ねて
相手にとっても『襲うのはリスクだ』ということを
知らしめるためだと言われます。

この報復を考えることは、進化上でとても重要でした。

それでも、食べなきゃ死ぬので襲う方も必死です。
（死の恐怖を軸にしたダークサイドでの行動）

その結末が、もしお互いにどちらの命を奪われても
後々ずっと復讐心で胸を焦がすことにはならないでしょう。

まー動物なので、「知能がそこまで無いから」と言えば
それまでなのですが、
ここを参考に人間として見た場合を考えてみます。

ダークサイドを軸に行動する人の中には、
犯罪のようなことになる場合があります。

このようなことにならないためにも、
自分を狙うのはリスクが高いと示すために
報復することは、僕は生存戦略的にありだと思います。

例えば、自分の仕事を、相手の勝手な利益のために潰しにくるような人には、
しっかりと報復していきます。
守るための行動としてですね。

もちろんコミュニケーションが取れるなら、話し合いもできますが、
ダークサイドどっぷりの人は、その人の自己都合でいっぱいで
話が通じないことが多いです。

その場合は、報復を提示するしかできません。

ですが、後々まで引っ張り続ける『復讐心』は、
自分をダークサイドに引っ張ります。

報復は、合理的な守りの行動ですが、
復讐は、心理的で“勝手な自己満足”を引き起こします。

まー、「いつか見返してやる！」という気持ちが
ハングリー精神としてエネルギーを持つこともあるのですが、

本当に力をつける時には、そうでなくて
ライトサイドで夢に向かう方が、精神的に健康です。

復讐したくなる気持ちは分かります。
僕も大切な娘に何かあれば、どうなるか分かりません。

ですが、『罪を憎んで人を憎まず』ではないですが、
復讐心は、後々心の作用として大きなブレーキになりますので、

心の中を確認しておいた方がいいです。

特に、親への復讐心みたいなのは、かなり根深いので
要確認っすね。
(^^)/

本日は、『復讐の世界からの進化心理学』ということで、
報復と復讐についてお送りしました。

やり返すならその時に、

後々心理的に残るなら、自分の心の紐解きを。

すると、さらに自己理解に繋がり、
自分の使命が明確になっていく事でしょう～！

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“復讐する時、人間はその仇敵と同列である。
しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。”
（フランシス・ベーコン：哲学者）

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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