こんにちは~もっちです。
本日は、『完璧』についてのお話しです。
人はついつい完璧を求めてしまいます。
もちろん完璧にやろうとすることは大切なことです。
しかし、それが他と比べた完璧だということなら、
少し問題があるように感じます。
先日も、
『他の人(商品)と見比べると、劣ってしまう・・・
全然ダメに思える・・・』
という悩みを聞きました。
僕から見れば、そんなに大差なく感じるし、
その人の想いがこもっているので、とても素敵に感じるのですが、
本人は納得がいっていないようでした。
そのため、何もかもがストップして、
どうしていいのか分からない・・・という気持ちで停滞していました。
まず、認識しなければならないことが2つあると思っています。
ひとつは、他と比べて、完璧なものなんて出来ないということです。
これは、商品やサービスとは、
その人の人生、文脈で語られるものなので、
丸ごと同じものは出来ないという意味です。
ですから、劣る点ばかりを探すと、どんどん出てきてしまいます。
もうひとつ重要なのは、
100%の人が満足して喜んでくれる商品なんて出来ないということです。
ざっくり言えば、2割のファンと6割のどっちでもいい人と、
2割の不満足な人に別れます。
ですから、『完璧さを求める』というその感性はとても素晴らしいのですが、
どこに完璧を求めるのかが重要になってきます。
先日、NHKの朝ドラの『まれ』という番組で、
輪島塗りの親方がこんなことを言っていました。
輪島塗りは、10回以上漆を塗り重ねるらしいのですが、
その回数に決まりはないそうです。
上塗りをしてしまえば、何回塗ったかなんて外からは分かりません。
それでも、親方は
『見えないところに魂は宿る』と言いました。
これはどこに完璧さがあるのかというと、
『こだわり』です。
自分自身のこだわり・・・
そこからくる自信。
ここに完璧さがあります。
僕もジュエリーを作っていたので分かりますが、
手作業で芸術のような商品を作る時って、
その作っている時は、『完璧』に見えても、
あとから振り返ると、ここがちょっと・・・という想いが出てきたりします。
よく、人間国宝級の人が、自分が人生で満足できた作品は
1個か2個ですよ~なんてことを言ったりしますが、
完璧なものってなかなか出せないんですよね。
ただ重要なのは、『こだわる』ことだと思っています。
そのこだわりが、他の人から見ると『完璧』に見えてくる。
その時点で、こだわって作って、自分が満足できているなら
胸をはって出していけばいいと思います。
停滞よりは、進んで、
より自分の気持ちがこもるこだわりを持っていけば
成長スピードも上がっていきますからね。
本日もお読みいただきまして
ありがとうございました。
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