これからの社会におけるペルソナ

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は
『これからの社会におけるペルソナ』
というテーマでお送りします。

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●仮面=キャラ
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僕たちは、社会のあらゆる場で
仮面をつけています。

家での顔、学校、会社での顔、友人との顔、、
みんな違う顔を持っています。

これは仮面をつけているようなもので、
この仮面を心理学者ユングは『ペルソナ』と言いました。

仮面は、人間の社会性と密接な関係があって、

社会の役割として、
『父親とはこういうものだ、社会人とはこういうものだ、
日本人とはこういうものだ、、』という、
社会的な規範によって強くなったりします。

この『こういうものだ』という観念が強い人ほど、
仮面は分厚く、その役割を演じていきます。

一方、社会学では、これをキャラという視点で見ています。

『天然キャラ』『いじられキャラ』『キャラがかぶっている』
などに使われるキャラという概念を考察しています。

社会の方からは、「この人はこのキャラだ」と
役割に当てはめる作用があるという、社会側からの圧力です。

その圧力に同調する形で、仮面(ペルソナ)はより厚くなります。

ペルソナにも良い面と、悪い面があって、

まず良い面では、自分のエネルギーを高める作用が出ます。

例えば、消防士が消防服を着ると、
まさにファイアーファイターという意識が高まり、
火事に臆することのない勇気とエネルギーが溢れます。

このように、仮面を自らつけることで、
仮面ライダーの如く変身し、ヒーローになるエネルギーが高まります。

一方、悪い面では、その場その場で、厚い仮面をつけていると
本当の自分がよくわからなくなります。

子供の前で、ほんのり父親テイストになるのと、
ガッツリ日本の親父になるのとでは、まるで違います。

昭和時代の勝手なイメージですが、

亭主関白な親父で家庭ではいばり散らしているのに、
会社に行くと、へーへーと腰が低い言いなり社員を
毎日繰り返しやっていると、自分がよくわからなくなります。

でも、昭和までは、社会からの圧力として、
『親父はこういうものだ、平社員はこういうものだ』と
まさに“時代のキャラ設定”が強かったので、
それに合わせていたら、何となく人生が過ぎていきました。

でも、平成を経て令和時代は、
そのキャラ設定の圧力がかなり弱まり、自由度が増しています。

だからこそ、本当の自分で生きることが求めらるし、
その上で、自分のエネルギーがアップする仮面が必要です。

自分らしく生きる先には、
自分は『〇〇のプロです!』と言える姿があります。

ですが、自信のある姿になるまで、
最初は自信もないので、仮面をつけて背伸びしなが行きます。

すると、いつしか自然体の自分に限りなく近い状態で、
キャラ立ちしてくるのですね。
(^^)

これからの社会は、自由度が増すほどに、
自分でキャラを考え、
自分らしさを発揮する力が必要になってくると思います。

本日は、『これからの社会におけるペルソナ』
ということで、

時代性を踏まえた、
社会側からのキャラ圧力と意識について
お送りしました。

唯一無二のキャラ作り、、
ライフワークとは、そういう面もありますね。
(^^)/

“あなた自身の心を覗き見るときにのみ、
あなたの視界はクリアになるだろう。
外を見るものは夢を見、内を見るものは目覚める”
(ユング:心理学者)

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お読みいただきましてありがとうございました。

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