輪廻転生と永劫回帰、釈迦とニーチェの談合

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こんにちは!

マインドタイプの望月です。

本日は、
『輪廻転生と永劫回帰、釈迦とニーチェの談合』
というテーマでお送りします。

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●解脱
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仏教には『輪廻転生』という考え方があります。

釈迦が説いたのは、
苦しみからの解脱(げだつ)です。

人は転生を繰り返していて、
苦しい人生が続くけど、仏教的な生き方ができれば、
その苦しみから解放されるという考えです。

宗教は死後の世界を設定するので、

この人生を清く慎ましやかに生きれば
天国に行くけど、
悪いことをすれば地獄に行く

という世界観が、どの宗教にも見えてきます。

でも、苦しさはずっと続くし、
世界は苦しさに溢れていると感じた釈迦が目指したのが、
そういったことからの脱出方法(解脱)でした。

その方法として用いたのが、
『空』という概念が意味するところですが、
まー今回はそこは置いておいて、

輪廻転生という生まれ変わり論について、
西洋の哲学者が同じような意味合いのこと言っています。

それがニーチェの『永劫回帰』という考え方です。

人は未来永劫、同じ人生を繰り返す、、
というニュアンスで伝わる言葉です。

イメージとして共通するのは、
『この人生の苦しさ』です。

『「え~またこの人生を繰り返すの~?!やだなー」
と感じたらなら、変える必要がありますよね??』

というのが、釈迦とニーチェが共に感じたことでしょう。

そこには、人間の可能性を見ていて、
人はもっと良い生き方できるはずだという
希望を見出していたと思います。

ニーチェが問いかけたかったのは、
「未来永劫何回もこの人生が続くとしても、
また同じ人生を生きたいと思える、、
そんな人生を歩もう!」
という言葉掛けだし、

釈迦の解脱もまた、苦しみの根源を知りにいき、
「見えないから苦しんじゃうけど、
見えれば離れることができるよね」
という話です。

それは個人の心の問題で、

どんな状況、どんな境遇であっても、
心が健康的なら、幸せに向かえるという
人間の可能性があります。

そんな『人の可能性を手にしていこう』という
釈迦とニーチェが、

「もう、同じ苦しみから出ませんか??」と

語りかけてくるのを、
感じていただけたらと思います。
(^^)/

本日は、『輪廻転生と永劫回帰、釈迦とニーチェの談合』について
お送りしました。

釈迦とニーチェが
もしアメーバTVで討論したら
こんな話で盛り上がるんじゃないかと、
想像してお送りしました。

何か感じていただけたら幸いです。
(^^)

“快楽より悲しみが起こり、快楽より怖れが起こる。
快楽より解脱したる人間にとりては、もはや悲しみも怖れもなし。”
(釈迦:仏教開祖)

お読みいただきまして
ありがとうございました。

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